ウェブ解析士について詳しく解説

ウェブ解析士について詳しく解説

ウェブ解析士は、ウェブサイトのデータ分析とデジタルマーケティングのスキルを証明する資格です。この資格は一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が認定しています。

ウェブ解析士の概要

  • 目的: アクセス解析やウェブ解析データを活用し、デジタルマーケティングを通して事業の成果を導く人材の育成
  • 対象: マーケティング担当者、ウェブ担当者、経営者など

資格レベル

  1. ウェブ解析士: 基礎から応用までのウェブ解析スキルを習得
  2. 上級ウェブ解析士: より実務的で高度なスキルを習得
  3. ウェブ解析士マスター: 教育や講師としての能力も含む最高峰の資格

試験概要(ウェブ解析士)

  • 形式: 選択式50問
  • 時間: 90分
  • 合格基準: 75%以上の正答率
  • 試験費用: 17,600円(税込)
  • 合格率: 40%~50%前後(時期により変動)

学習内容

  1. ウェブ解析と基本的な指標
  2. 事業戦略とマーケティング解析
  3. デジタル化戦略と計画立案
  4. ウェブ解析の設計
  5. インプレッションの解析
  6. エンゲージメントと間接効果
  7. オウンドメディアの解析と改善
  8. ウェブ解析士のレポーティング

取得のメリット

  • デジタルマーケティングスキルの証明
  • キャリアアップや転職に有利
  • 実務に直結するスキルの習得

注意点

  • 資格の維持には年会費と更新が必要
  • 独学での合格は難しく、講座受講が推奨される

ウェブ解析士は、デジタルマーケティング分野で重要性が高まっている資格です。ウェブサイトのデータを分析し、事業成果につなげる能力を証明できるため、多くの企業で評価されています。

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マーケデータ分析により、成果と効果の最大化

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