ほとんどの会社のオウンドメディアは1年も続かないという話

ほとんどの会社のオウンドメディアは1年も続かないという話

「ほとんどの会社のオウンドメディアは1年も続かない」という現実をご存じでしょうか。企業が自社メディアを立ち上げる背景には、集客やブランディング、SEO効果を期待することが多いものです。しかし実際には、多くのオウンドメディアが立ち上げ後1年以内に更新が途絶え、放置されるケースが少なくありません。

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その理由は主に以下の3つです。

1. コンテンツ制作の負荷が想定以上

最初は勢いよく記事を公開できても、徐々にネタ切れやコンテンツ制作のリソース不足に陥ります。質を保ちながら記事を定期的に投稿し続けるのは、想像以上に労力と時間が必要です。

2. 明確な戦略やゴールがない

なんとなくSEO対策や集客につながればという曖昧な動機では、途中で目的を見失い、更新のモチベーションが低下します。明確なターゲット設定やKPIがないまま運営をスタートすると継続は困難になります。

3. 短期間で成果が出ないため挫折する

SEO効果や集客効果が目に見えるまでには、最低でも半年から1年以上の期間が必要です。その間、成果が見えにくいため、社内で理解を得られず中断されるケースが多くあります。

では、長く続くオウンドメディアにするためには何が必要でしょうか?

  • 明確な目的と戦略設計
  • 継続的なコンテンツ制作体制の整備
  • 定期的な分析と改善

長期的に成果を出すには、地道な継続こそが最大のポイントです。短期的な視点ではなく、2年、3年後を見据えて計画を立てましょう。

オウンドメディアを長く続けるための運営体制

オウンドメディアを継続的に運営するためには、組織内の体制を整えることが重要です。以下に運営体制を構築するポイントを紹介します。

1. 責任者の明確化と役割分担

まずはオウンドメディア運営の責任者を明確にし、各担当者の役割分担をはっきりと設定しましょう。編集長やライター、SEO担当者など、それぞれが明確な役割を持つことでスムーズな運営が可能になります。

2. 継続的なコンテンツ制作フローの構築

定期的に記事を更新するためには、コンテンツの制作フローを明確にしておく必要があります。企画・執筆・編集・公開までのプロセスを体系化し、担当者間のコミュニケーションを円滑にする仕組みを整えましょう。

3. 定期的なミーティングとフィードバックの実施

運営チームが定期的に集まり、成果や改善点を共有するミーティングを実施することが重要です。継続的なフィードバックを通じて、コンテンツ品質や運営効率の向上を図ることができます。

4. 外部リソースの活用

自社リソースだけで運営が難しい場合は、外部ライターや専門の制作会社などを活用することも検討しましょう。外部リソースを上手く活用することで、質の高いコンテンツを安定的に供給できます。

オウンドメディアは長期的に取り組むことで大きな資産になります。焦らず継続的に取り組める体制を整え、成果を最大化しましょう。

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僕がMMMに興味を持った背景

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