マーケ施策の不思議

マーケ施策の不思議

私は約10年ほどマーケの世界にいます。大企業やベンチャー、ToBやToC、メンバーから部長、CMOなど役職や所属企業も様々です。

マーケ施策は華やかそうなものが謎に優先度が高くなる。。

そんなキャリアの中でいくつか首を傾げる事象を見てきました。

TVCMのように億単位の予算がかかる施策なのに、毎年やってるから、流行ってるからこのタレントを起用など、何を根拠に決断してるのか?と首を傾げます。

私のマーケキャリアはデジタルマーケから始まったので数字で良し悪しを判断することが多かったので特に疑問を持ったと思います。

また、大企業のマーケ部長にバナー広告(確か当時数万円)だった気がしますが、バナー単体のROIを出すよう命じられました。バナーを使用した広告メニューのROIならまだわかりますが様々な施策に予算分配して成果を最大化することを目指しているのに全体予算のROIならわかりますが。

大企業なのでジョブローテーションによりマーケ知識が無い人が重役になることもあります。そういった方を納得させるためにROIは必要です。こういった担当者の悩みを解決する手段の1つがMMMです。

以前は扱うことが難しかったですがテックの進化により身近な施策になりました。

MMMを安価に手軽に扱えるツールが「NeX-Ray」です。

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NeX-RayがAPI連携のUIにこだわったワケ

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はじめに マーケテックの会社を経営しています。与謝です。 MMM(マーケティングミックスモデリング)を簡単に実現できるSaaS「NeX-Ray」を開発、運営しています。 NeX-Ray マーケティングミックスモデリングアカウント連携をするだけで、SNSや広告などの様々な媒体を一元管理することができますNeX-Ray マーケティングミックスモデリング NeX-Rayでは誰でも簡単に画面からポチポチで様々な媒体と連携できるようにUI・UXを設計しています。この記事ではその理由を解説します。 NeX-RayがAPI連携のUIにこだわったワケ 「SaaSのAPI連携って、なんでいつもこんなに難しいんだろう?」 SaaSを使い慣れている人でも、API連携まわりでつまずいた経験が一度はあるのではないでしょうか。実際、私たちNeX-Rayのユーザーの多くも、マーケターや広報、インハウスの業務担当など「エンジニアではない人たち」です。 にもかかわらず、従来のSaaSではAPI連携が“技術者前提”で設計されていることが多い。連携したくても「Webhook?JSON?何それ?」で止まってし

By 与謝秀作
デジタルマーケターがオフライン施策に違和感を感じた体験

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私は以前年間数十億の広告宣伝費を使うマーケティング部門で当時はデジタルマーケの責任者でしたがその後オフラインも全て含めた統括になり、オフライン施策の決議方法に疑問を持ちました。 デジタルはほぼ全て定量で評価されますが最初にCMの提案を受けた際に出演タレントの話をされて、流行ってることはなんとなくわかるが、なぜタレントなんだ?と。高感度ランキングとか示すことはできましたし、今ならフォロワー数とかで人気度はわかりますが、ネクストブレイク候補のタレントですと言われ、「で?」と思いました。その違和感は明確に数値でジャッジしされる側だったからかもしれません。 ROIやROASと言えような表現もなく、もちろん定量的にジャッジが難しい領域だと思いますがせめて、納得できる理由が欲しいと思う時ありました。何を目指す、やどういう世界観を実現したいとか定性でも最悪良いが。その企業だけの事象かは知りませんが。 NeX-Ray マーケティングミックスモデリングアカウント連携をするだけで、SNSや広告などの様々な媒体を一元管理することができますNeX-Ray マーケティングミックスモデリング

By 土田倫生佳, yuki.mori
認知は稟議にも重要だ。

認知は稟議にも重要だ。

当時デジタルマーケを統括していた私に上司はCV数とCPAを課していた。それは当然と思うが、デジタルのPaidはCPAだけみたいな発言を公然としていた上層部がいた。当然、私の部下は自分たちの取り組みが軽んじられてると感じ、私も激怒した。当たり前だが闇雲に予算注ぎ込んで出稿してるわけでなく、当時は管理画面とエクセルで最適なCVとCPAを導く為に日々睨めっこ。インハウスでなかったので広告代理店にはアロケーションの度に対応してもらい、CVを得るための全てのチャネルで目標未達の場合ほぼ全てを私のチームでリカバリーしていた。  そんな奮闘している私のチームや代理店などは何もわからない上層部に心身を削っていた。そんな厳しい目を向けるくせに何故かほぼノールックでSalesforceは決裁され、CMとかも似たように決裁され、私のチームは厳しい数値攻めでありながら、何故ノールックで導入するんだろうと考えた時気づいた。Salesforceはどこも使ってる、Googleは世界のスタンダードなどのようにみんな使ってる、というだけで諸々決まった。例えば一部は違うと思うがスマホと言ったらiPhoneを思い描き比較

By 土田倫生佳, yuki.mori
企業規模に関わらずマーケでよく起こる問題

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ぱっと見華やかなので人気職種らしい。  マーケティング職は学生や若年から人気のようだ。マーケを生業としてる私からは誇らしい話だ。華やかそうに見えるからかと思うが、実際マーケの現場はかなり地味なタスクも多い。その1つがデータ分析になる。今はテックも進化したのでそこまで負荷は掛からずともできるがそれと合わせて謎の英単語3文字省略の多さ。言語を覚えるのも大変だった記憶がある。そんな職種だから私も本当に何も知らない子が会社都合や本人希望による異動で受け入れた。大企業の時はCMなどで華やかなイメージがあり、移動希望者が多かった、ベンチャーの時は会社都合の異動などがあった。当然その人たちはCVRなどの数多の用語を知らない。そんな子達を受け入れなくてはならないマネージャーは一層の負荷がかかる。当たり前に使ってた表現を選ばなくては伝わらない。 ビジネス基本スキルも怪しい子が異動希望を出すケースもあり・・教育工数が莫大になる  ごく稀な例だと思うが過去エクセルすらろくに触れない子が部下だった。GAよりも基礎中の基礎だと思ったが、ひたすらに飛び込み営業してた子なら仕方ない。  そのような状

By yuki.mori, 土田倫生佳