BDRからAEへキャリアアップするには?営業職の成長ロードマップを解説

はじめに
BtoBセールス職のキャリアを考えるうえで、BDR(Business Development Representative)からAE(Account Executive)へのステップアップは王道ルートのひとつです。
とはいえ、「BDRはアポ取りだけ?」「どうすればAEに昇格できる?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、BDRからAEへとキャリアアップするためのスキル・実績・マインドセットを詳しく解説します。
【PR】効率的なマーケティングならNeX-Ray

BDRとAEの違いを再確認しよう
項目 | BDR | AE |
---|---|---|
役割 | 商談機会の創出(アウトバウンド) | 商談〜契約〜受注 |
対応フェーズ | 顧客接点の初期 | 顧客課題の深掘り・提案・交渉 |
KPI | 商談創出数・架電数・接触率 | 受注数・受注額・商談勝率 |
BDRは「きっかけを作る人」、AEは「意思決定を動かす人」とも言えます。
なぜBDR経験者がAEに向いているのか?
BDRでの経験は、AEとして活躍するための「営業の土台」を育みます。
- 潜在ニーズを見抜く仮説思考
- 業界・ターゲット企業の知識
- 初期対応における顧客との信頼構築力
- KPI達成への執着心と改善サイクル
これらは、すべてAEにも求められるスキルです。
BDRからAEへ昇格するための5つの条件
① 商談化だけでなく「質」も追う
ただアポを取るだけでなく、AEが受け取りやすい商談を意識できる人材は、組織内での信頼も厚くなります。
② 業界・商材理解の深さ
価格、競合、導入障壁など、商談フェーズで必要な知識を先回りして学ぶ姿勢が重要です。
③ クロージングの疑似体験を重ねる
提案の壁打ち、ロープレ、提案資料作成など、AE業務のサポートを経験しておくとスムーズに移行できます。
④ 組織への貢献姿勢(チームプレイ)
「自分の数字」だけでなく、チーム全体の目標に対する貢献意識があるとマネージャー層からの評価も高まります。
⑤ 成果+行動量+再現性
一過性ではなく、「なぜ成果が出たのか」を説明できる再現性が、昇格判断で強い武器になります。
実際にBDR→AEでキャリアアップした人の声(例)
「最初は“テレアポ要員”のイメージで始めたBDRでしたが、仮説を持って顧客と会話できるようになったことで、商談の質が変わりました。
今はAEとして年商1,000万円以上の案件を任されていますが、土台はすべてBDRでの経験でした。」
よくある質問(FAQ)
Q. どれくらいでAEに昇格できますか?
企業にもよりますが、早ければ半年〜1年程度での昇格も可能です。KPI達成・行動力・学習姿勢が昇格スピードを左右します。
Q. BDRのままキャリアを続ける選択肢はありますか?
もちろんあります。BDRのスペシャリストや、BDRチームのマネージャーとして組織全体のMQL創出を牽引するキャリアも存在します。
まとめ:BDRは「営業のスタートアップ期」
BDRは、単なる営業の“登竜門”ではありません。
最も泥臭く、最も仮説力と対話力が鍛えられるポジションです。
この経験を活かしてAEに進めば、提案力や信頼構築力の強さは群を抜くはずです。
「営業として本気で成長したい」という想いがある方にとって、BDRからのキャリアスタートは最良の選択肢と言えるでしょう。
NeX-Rayはこちら
